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秘伝!
実践的地質踏査法
-わたしの歩き方教えます

タイトル ダウンロード 更新日
はじめに-失われた技芸- (pdf:153kb) 2004.4.21
第T章 地質踏査とはどのような技術なのか (pdf:620kb) 2004.8.5
第U章 安全かつ楽に地質図をつくる歩き方 (pdf:215kb) 2004.8.5
第V章 露頭観察-露頭で何をどのようにみるか- (pdf:121kb) 2006.2.3
第W章 転石の使い方を習熟せよ (pdf:174kb) 2006.2.3
第X章 露頭観察からルートマップ作成へ 未発行
第Y章 ルートマップから地質図作成へ 未発行
第Z章 踏査道具を考える 未発行
第[章 防災調査における地質踏査 未発行
第\章 これからの地質踏査技術 未発行
おわりに 未発行

実務者のための岩石肉眼鑑定法-堆積岩-
社団法人 斜面防災対策技術協会ホームページより

タイトル ダウンロード
番外編 フィールドの思い出 (原郁夫先生退官記念論文集より) (pdf:182kb)
番外編 地表地質踏査技術の伝承 (土木春秋社「地質と調査」,2007年第3号より) (pdf:846kb)

露頭で何をどのようにみるか
@新鮮な岩石と風化した岩石の対応関係をつかむ
A岩石の割れ方(硬さ・割れやすい方向・岩片の形)を覚えこむ
Bたたく前に鑑定せよ:岩石鑑定力の向上の訓練
C地質構造の階層性に注意
D遠望で岩石が鑑定できるように訓練
E詳細スケッチ・サンプリングの場所を選定する

転石の使い方を習熟せよ
@地面に転がっている多数の岩片を観て,代表的岩石と珍しい岩石が即座にわかるように訓練せよ
A河床の転石は上流からきた(小さい川の転石は露頭が近い)
  →地質の分布を予測する
B斜面の小転石はほとんど動いていない
  →転石は準露頭である
C使える転石と使えない転石の区別
  →崩壊地形に注意!メランジュの砂岩は難しい
D足の裏で地質の変化をつかめ

露頭観察からルートマップ作成へ
@地層の上下関係に決着をつける
A気付いたこと,疑問に思ったこと,観察の精度,一応の結論を書き留める
B露頭のないことも重要な情報
C地形はもちろんのこと,湧水や植生にも注目(防災調査では特に重要)

ルートマップから地質図作成へ:地質図は歩きながらつくる
@現場状況を無視した議論は不毛である。その場に適した戦略を立てよ
  →理論よりも現場を,正論よりも現実を優先せよ
A地質図は安全かつ楽をしてつくるものである
  →谷を登って尾根を降りる(これが安全)
  →谷の途中で戻ってくるな(効率的)
B地質図作成は「モデルの構築→検証」の繰り返し
  →論理的に歩け
C地質図は転石で画くもの
  →転石が地質図を制する
D谷・尾根の地形を利用して地層の傾斜をだせ
E褶曲している地層は走向を使って追跡せよ
F地形・植生をうまく使って地質を読め
  →地質と地形・植生の関係をつかむこと
G変な山地・水系には注意
Hぼうえん地質学を実行


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